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2014/06/13

FABAIC 2014 参加レポート

2014年5月21日~25日、アメリカ:フロリダにて開催された、『「Face and Body Art International Convention 2014』(以下FABAIC)に、decodecoの深井代表と参加しました。

FABAICは、世界中からフェイス&ボディーアートのアーティストたちが集まる、世界で最も大規模な大会の1つです。 この大会では深井代表が優勝、準優勝の経験を持っています。

参加者はおよそ300名!!老若男女問わず、子どもたちも全員がフェイスペインティングを楽しんでいました。 海外ではフェイス&ボディアートはメジャーで、とても盛り上がっているということを肌で強く感じました。

FABAIC2014パンフレットの画像FABAIC2014オープニングステージの画像

 

 

 

 

FABAICの内容は大きく分けて2つ。1つはメインコンテンツである「大会」、そしてもう1つはアーティストによるワークショップです。

大会のカテゴリーは3つ。「フェイスペインティング部門」、「ボディーアート部門」そして「ジュニア部門」です。 今年は各部門それぞれ10~20名程度のアーティストが参加して腕を競い合いました。私はフェイスペイティング部門のモデルをさせていただいたので、その様子を少し紹介します。

フェイスペインティングのコンペティションは、会場となる部屋に参加アーティストとモデルが入り準備をするところから始まります。 準備時間中に大会スタッフから“制限時間は1時間”、“帽子やコスチューム、デコルテ部分のペイントは審査対象外(顔部分のペイントのみが審査対象)”など 注意事項のアナウンスの後、コンペティションスタート。

FABAIC2014コンペティションの画像

 

 

 

 

参加アーティストたちがレギュレーションを確認し合ったり励まし合ったりしながら、1時間という時間制限の中で精一杯に作品にとりかかる姿が印象的でした。

ペイント終了後はモデルたちのみ別室に移動し、一列に並んで審査を受けます。 今回の審査員は世界で最も売れている「Illusion」誌の編集者JulieとClaire、そしてアーティストのWiserの3名。 審査後はプロカメラマンによるモデルたちの写真撮影をして、終了。(写真:コンペティション参加者の作品)

授賞式はFABAICに参加した全てのアーティストがドレスアップして参加する最終日夜のパーティーで行われます。今年のドレスコードは「masquerade(仮面)」です。

優勝は写真の2作品。ボディアートで優勝したアーティストは表彰の際「アーティスト歴10年で取った賞でとても嬉しい!」と感動の涙を流していました。 フェイス&ボディアートの世界で最も大きなイベントで受賞することの価値の大きさを感じました。

今回はモデルをさせていただいたおかげで、大会に出場した数々の作品を間近で見ることができました。 そこで分かったことは、デコデコのアーティスト達のレベルがいかに高いか、という事です。 以前、この大会で深井代表が優勝したことも、うなずけます。 これは私とって自信に繋がるものであったと思います。

FABAICでは大会以外にアーティストたちによるワークショップも開催されます。 私もいくつかのクラスに参加てみましたが、受講している皆さんはとても熱心に学ばれていて刺激になりました。 フェイス&ボディアートを愛するアーティストたちが集まるFABAIC。 会場となったホテルの各所では、すれ違う人たちは全身ペイントをしていたり、顔が動物になっていたり、モンスターになっていたり、 中には廊下でマタニティペイントやボディーアートを描いているアーティストもいました。

また、連日深夜まで行われるジャムではトップアーティストをはじめ、参加者全員がフェイス&ボディアートを描き合い、交流する姿が見られました。

そんな光景が連日繰り広げられていた環境に、やっと慣れてきた頃にFABAICは終了。もう少しあの場にいたかったような名残惜しい気持ちで帰国しました。(笑) (写真:FACAIC主催者のマルセラ、DecoDecoの深井代表と)

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