深井仁美ボディペインティング in FABAIC 2015(米国世界大会)
2015年5月21日~24日、アメリカで毎年開催されているフェイス&ボディアートの国際大会『Face and Body Art International Convention 2015』(以下FABAIC)に、今年は深井仁美代表、大森夏美、デコデコ関西の竹村真理代表が参加しました。
FABAICとは、世界中からフェイス&ボディーアートのアーティストたちが集まる、世界で最も大規模な大会の1つです。 この大会では深井代表が優勝、準優勝の経験を持っています。(その時の記事はこちら)
2015年度の大会テーマは、『ORIENTAL EXPRESS』。東洋がテーマになっており、会場は日本、中国、台湾などの文化を感じさせる装飾が施されていました。
初日の夜はオープニングディナーとセレモニーが行われます。
会場であるホテルのエントランスで5時間をかけてオープニングセレモニーのためのボディペインティング作品を創り込む深井仁美。その繊細な技術とクオリティの高さにギャラリーが集まります。
深井代表の制作過程を間近でみて、その繊細な技術に驚く参加アーティスト達。
ディナー会場ではオリエンタルをテーマにしたボディペインティングを施した美しいダンサー達が踊り、華を添えます。
そしていよいよセレモニー!ステージで深井仁美のボディペインティング作品が披露されます。同大会のセレモニーでボディペインティングを披露した日本人は深井仁美が初めて‼
日本の伝統的なアートをモチーフにしたオリエンタルな作品に、皆が引き込まれ、目を丸くしていました♪
繊細さと迫力が共存する存在感のある作品です。
大会主催者のマルセラはセレモニーで『細かくて丁寧で素晴らしい作品だわ。この作品のおかげで会場全体の意識が高まったわ!』と紹介してくれました。
お披露目後は、写真撮影の嵐!
FABAIC主催者のマルセラとデコデコ代表の深井仁美。
こうして、FABAIC2015の幕があがりました。
FABAICの見所は沢山ありますが、まずはワークショップ。
毎日たくさんのカリキュラムが用意されていて、自由に選び参加することができます。メヘンディ(ヘナタトゥー)のワークショップも大人気です。
そして、毎日20時頃から深夜1時まで行われるJAM!これは参加アーティストが大広間にペイント道具を持ち寄ってお互い自由にフェイスペイティングやボディペインティングを描き合う最高の時間! 色々な作品を同時にみることができ、とても新鮮です。
大森も海外のアーティストに描いてもらいました♪
そしてアーティストたちに最も必要なのが絵の具や材料です。
ベンダールームでは様々なフェイスペイントやボディペイントの会社が商品を販売しています。人気の商品はすぐに売り切れてしまうので、お目当ての商品は早めにチェックです。
アーティストにはたまらない空間です・・・!!
FABAICも中盤に差し掛かる中、デコデコ関西の竹村代表が作品を会場で披露しました。
みなさん、「beutiful」「amazing!」などと口にしながら写真撮影をしていました♪
デコデコ関西の竹村代表のフェイスペインティング作品は、クレオパトラをイメージした気品漂うデザイン。
ドレス、ヘアスタイル、ペインティングの全てが調和された美しいデザインに、うっとりみとれてしまいます。
最終日は大森がボディペインティングコンペティションに出場しました。出場者は20組以上!みなさん同じ空間でペインティングをします。
6時間という限られた時間の中でどれだけ作品を仕上げられるかが鍵となります。
ボディペインティング作品はこちらです。
繊細な鯉の鱗やバックの孔雀の羽の細かさ、グラデーションの色の美しさにたくさんの方が驚いていました。
コンペティション終了後、大会最後の盛大なパーティが始まり、審査結果もパーティ会場で発表されます。
パーティにはドレスアップをして参加します。今年のテーマに添ってオリエンタルな装いでみなさん最高のおめかしをしていました!
ボディペインティングのチャンピオンはこの作品!頭の汽車からは煙がでていました!
アーティストにとっては夢のような4日間でしたが、また来年!と言いたいところですが、来年はFABAICはお休みするようです。次回、FABAIC2017のレポートをお楽しみに♪